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座談会の内容

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座談会テーマ「超高齢社会の社会的課題に対する医療の展望」
司会進行:松原久裕先生  千葉大学大学院医学研究院 先端応用外科教授
出席者 :黒木登志夫先生 東京大学名誉教授、岐阜大学名誉教授
永井良三先生  自治医科大学学長
日  時:2023年11月5日(日)第16回医学開成会総会前
会  場:学士会館 303

超高齢社会を迎え、様々な社会的課題について、専門家のお立場からの意見交換により、医療は健康寿命を延ばすためにどのような役割を果たすべきか、超高齢社会を支える地域医療とは、過疎化や医療格差の問題、新しい医療技術や治療法が健康寿命にどのような影響を与える可能性があるか等についてのご意見を伺いました。

【座談会議題】

1・超高齢社会の現状と将来の課題について
    ・超高齢社会における地域医療の重要性
    ・高齢者の健康寿命を延ばすための予防医療の重要性と普及策
    ・高齢者の最期の期間における医療とケア

2・適切な医療を受けるためのアクセスに関する課題と解決策
・「地域医療構想」と「医師の働き方改革」
    ・へき地医療や感染症への対応
    ・テクノロジーの活用が高齢者の医療へのアクセスとケアの向上にどのように寄与できるか

3・新たな医療技術や治療法
    ・免疫チェックポイント阻害薬の有効性 第4の柱として癌免疫療法
    ・mRNAへの期待
     HIV、感染症、がんワクチンの研究への期待


黒木 登志夫 (くろき としお)
東京大学名誉教授、岐阜大学名誉教授

略歴
東京生まれ。1960年東北大学医学部卒。1966年医学博士。東北大学抗酸菌病研究所助手、1961年東北大学医学部助教授、1971年東京大学医科学研究所助教授、教授。1996年定年退官、名誉教授、昭和大学教授。2001-2008年岐阜大学学長、同名誉教授。2000年日本癌学会会長。2008年日本学術振興会学術システム研究センター副所長(2012年−同相談役、2016年−同顧問)。専門分野は、がん細胞・発がん。


永井 良三 (ながい りょうぞう) 
自治医科大学学長

略歴
1974年東京大学医学部卒業、医学博士。
東京大学医学部附属病院第三内科助教授、群馬大学医学部第二内科教授、東京医科歯科大学難治療疾患研究所客員教授などを経て、1999年東京大学大学院医学系研究科内科学専攻循環器内科教授、2003年東京大学医学部附属病院病院長、2009年同病院トランスレーショナルリサーチセンター センター長を歴任。
2012年自治医科大学学長に就任。同年東京大学名誉教授に就任。
専門分野は、循環器病学。


松原 久裕  (まつばら ひさひろ) 
千葉大学大学院医学研究院 先端応用外科教授

略歴
1984年千葉大学医学部卒業。1991年同大学院医学研究科博士課程(外科系)修了。
2004年大学院医学研究院講師(先端応用外科学)を経て、2007年大学院医学研究院教授(先端応用外科学)、2013年附属病院副病院長、2021年4月より大学院医学研究院長・医学部長を歴任。専門分野は、食道がん・胃がん・大腸がん、臨床病理、腫瘍外科、集学的治療、分子治療。

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